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2007年08月31日

M税理士事務所のM所長

本日は重久が東京の本社に出張中。残るスタッフはマッタリとしております。月末なので、さほど緊急案件もありません。

現在、弊社がお世話になっているM税理士事務所のM所長が弊社にお見えになりました。現在制作させていただいているM税理士事務所のWebサイトの制作費用の一部をお支払いしたい、とのありがたいお申し出。我々スタッフは感激でした。

通常は全ての制作を終え、検品の後に納品、ご請求を立てさせていただく、というのが本筋です。しかし、我々のことを慮ってくださっての嬉しいお気持ち。有難く頂戴させていただきました。

M所長ご自身も努力の方で、弊社の担当のMさん、そしてM所長、お二人の仕事ぶりの誠実さにはいつも頭が下がる思いでおります。普通に大切なことをシンプルに大切に考え実践する、そういうことがなかなか難しい世の中にあって、すばらしいことだと思います。我々も常にそうありたい、と考えています。

このたびの嬉しいお申し出は、我々に全幅の信頼を寄せてくださるお気持ちであると思います。業務の一助となるようなWebサイトになるよう、全力を尽くして制作作業に当たらせていただきたいと考えています。

M所長、本日は本当にありがとうございました!

(追記)
M所長のご趣味はお車だとのことで、国内A級ライセンスを取得されているとの情報に全員ビックりです!人に歴史あり、ですね(笑)。是非次回はお車のお話でも。

2007年08月27日

校正の難しさ

毎月購読させていただいているWeb制作関連の技術誌、今月も内容充実で非常に読み応えがありました。定期購読にしているので、毎月楽しみなのです。

しかし今月に限っては、さらっと読むだけでいくつもの校正ミスを発見してしまいました。

テキストボックスからあふれた文字が印刷されない箇所2点。その他てにをはの違い数箇所、などなど。

雑誌の公式サイトには印刷されない部分に関してはお詫びの文章が掲載されていましたが、てにをはの間違いなど、ケアレスミスについては当然言及されていませんでした。

技術情報誌なので、一つの言葉に間違いがあるだけで、別の受け取り方になってしまう可能性を秘めていますから、この手の雑誌の校正担当の作業はいかに難しいか、ということは容易にわかりますが、それにしても今月は酷かった。もしかして、校正担当さん変わりました?とつい思ってしまうほどでした。我々も気をつけなければなりません。印刷物は刷って納品してしまえば、もう取り返せませんから・・・。

現在世の中に出回っている雑誌のほとんどは、自社以外のパートナーを多く抱える中、コンセンサスを取りつつ制作されているものがほとんどです。校正の流れにある程度のレギュレーションはあるでしょうが、共通の責任認識を保ち続けていくのは大変なことでしょうね。一つ一つの制作会社(あるいはフリーランス)が、この雑誌を作っている一メンバーなのだ、責任は重いのだ、という意識を持って臨まなければ、どこに校正の最終責任があるか、なんてつまらないことでワークフローも乱れがちになるのではないでしょうか。

デザイナー・クリエイター側も常に頭を動かし、相手が何を望んでいるのか、相手にとっての着地点に自分の仕事がしっかりリーチしているか、ということを考えながら作業に携わる責任があります。「それ、指示になかったですし・・・」という言い訳はプロとして失格。ディレクターも人間。落ち度は必ずあります。機転を利かせ、仕事の補完ができるようなデザイナーでありたいものです。そういう気の利いたデザイナーはおのずと売れっ子になっていきますから差別化のためにもとても重要な意識ですね。

制作のラインに携わっているもの全てが責任者であり、大切なのはそのライン上のどこからどこまでを自分がしっかり守りきるか、という各人の意識が出来上がっていることかと思います。

2007年08月22日

1周年を機に席替え

本日、無事AWSも設立一周年の記念すべき日を迎えました。今夜は軽く、乾杯の予定です。

昨夜は一周年を前に「心機一転、席替えしましょう!」と、全員でえっちらおっちらデスク変更しました。湿気の多い暑い夜だったので、全員汗だく。特にWindowsとMacを2台使っているマカー二人はコードのスパゲティ状態に翻弄されてへろへろです(笑)。「あれ、この線なんですか・・・」「あっ違う、このコードこっちのだ!」大騒ぎです。

Image118.jpg

それでも何とか1時間程度で片付け、隅の方にたまっていた埃もキレイになり、すっきりしました。
↓あまり変わった気がしませんが、左右のメンバー入れ替えです。

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風水で調べてみると、社長は視線の先に広い空間が見える方が良いとのことで、窓を背にしていたのを、窓に向くような位置に、と、さらにさらに前の位置が重久にとって最悪の方位を向いており、同じく最悪の方位を向いている三田と入れ替えしました。運気が上がるかな。まー、こんなものは当たるも八卦ですが、気分を切り替えるという意味では、たまの席替えもいいものです。今朝は新鮮な気分で皆デスクに着きました。

席替えですっかりお腹が減り、寿司の出前を取ってもらいました。銀のさらさん、いつも美味しいお寿司、ありがとうございまーす。オフィスの場所がわかりにくくてすみませーん(笑)。

Image121.jpg

美味しくいただきました♪ご馳走様でした♪


2007年08月16日

Message for you!

カタい文章が続きましたのでここらでやわらかく・・・(笑)。

AWSからプレゼントです♪

message.jpg

※ 画像をクリックして「メッセージを見る」でスタート!
※ 画像をクリックしても表示されない場合は、
  以下のURLをすべてコピーし、ブラウザの入力欄に貼り付けてご覧ください。
  http://brand.stream.co.jp/ref.html?id=0fa831ef7bd925df1948759e0b58424e
※ 携帯電話からはご覧いただけません。
※ 当コンテンツには、サウンドを使用しています。
  音声ボリュームをご調整の上お楽しみください。

“ マイム・レター” produced by Jストリーム
http://brand.stream.co.jp/

メールマナー:署名について

メールに関する記事に引き続き、さらにメールマナーに関する私の考え方を述べてみたいと思います。

親しき仲にも礼儀あり、と申しますが、ビジネスでのメールのやり取りには時間や関係性、内容に応じた空気を読む力やテクニックが必要だと考えています。これにはある程度の経験値をともないますから、私も最初からきちんとできていたわけではありません。今もパーフェクトではないと思います。以前、東京のお仕事を依頼された際、中間で進行をしていた東京のディレクター(実は夫)に、私が直接お客様に送ったメールのことで、叱責を受けた経験があります。そのときは、一度お会いしたことのある方で、さらにその方がとてもくだけたメールを送られる方なので、安心してしまい、こちらもくだけた筆致でメールをしてしまったのです。「いくら相手がそうであっても、クライアントにあのメールはNGだよ」と。慌てて、お詫びのメールをその方にお送りして許していただけたようですが、大変恥ずかしい思いをしたものです。

初対面の場合、2度3度とミーティングを重ねた場合、さらに数度お仕事でご一緒させていただいて、気心が知れている場合、など、その関係性によって、メールの文章もおのずと変わってくるものです。

ただ、私はどんなに親しい関係を構築できているお客様とも、仕事上のメールのやり取りでは襟を正した文章、相手の時間を分けていただいて読んでいただく、という意識を失わないように心がけているつもりです。

自身が長々としたメールを忙しいときに読まされるのが苦手なこともあり、メールをお送りしたお客様のことを念頭におきつつ、なるべく簡潔な情報伝達をすることは言うまでもありませんが、大切なことはまだまだあります。

その一つが「署名」です。

ある時期、長い署名は通信コストがかかるため嫌われていました。メール一つ受信するにも、一呼吸置いていた時代のことです。しかし、だからと言って、署名のないメールもビジネス上非常に困ることです。

「アーキテクチャーさんに電話をかけたい・・・」→メールを探す→「あれ?署名がない」過去メールを探す・・・ということ、ありませんか?ほんの数秒の手間かもしれませんが、私はこれがとても「無駄な作業」だと思っているのです。

ビジネスメールでは、必ずある固定のプロジェクトの内容のやり取りが綿々と続く「スレッド状態」がつきものです。つまり、メールを読んだり読まれたりする間も、粛々とプロジェクトは進行しています。我々の仕事には必ず納期があります。お客様の予定に合わせたご希望のスケジュールを引き、そのタイムラインの上に常に我々は存在します。

連絡を取りたいと思ったときに瞬時に電話をかけられる、FAXを送ることができる状況を作ることも、大切なビジネスマナーの一つではないかと思うのです。メールには自動的に署名が挿入されるようにしておくことで、署名なしのメールを送ってしまうことは回避できます。

また、プロジェクトとその進行状況に即したメールタイトルを心がけることも同様の理由で大切です。お客様によってはメールのタイトルの一覧のみ表示されていて、そこからユーザーが開く動作を行うソフトを使用されていることもあります。ウイルスメールの横行する昨今はなおさらです。重要性を感じないタイトルでは、後回しになってしまう可能性があります。重要かつ緊急だったのに、すぐに開いてもらえないメールは困りますよね。まぁ、そもそも緊急なら電話でお知らせするのが礼儀なのですが(笑)。時間を指定したい場合など、緊急性にもいろいろありますから、その時々の場面に応じて最適な方法を取ればいいのではないでしょうか。

そんなカタイこと言わなくても、という向きもあるでしょうが、やわらか系の通信がしたいときには私は「追伸」もしくは「追記」として、メールの後半にまとめて短く入れるようにしています。私とて、仲の良いお客様との楽しいやり取りは大好きです。でも、それはあくまで、プロジェクトがきちんと進行されていることが前提。

楽しいことは後に回したとしてもその気持ちは伝わり、水くさいと思われることは決してないですから。

ビジネスマナーには深い人間的な思慮が不可欠なことは、しっかりと身につけられた方には言わずもがなですね。

最後に、私が一日一度必ず見に行くサイトをご紹介します。

NBonline http://business.nikkeibp.co.jp/

アクセスの際、日替わりで業界の重鎮の金言が大きな広告バナーの上に表示されます。先輩や師匠、上司のいない私にはこの金言を「上司からの言葉」ととらえ、感銘を受けたものについては覚えておくようにしています。よろしければぜひ。

大切なメールが消える?

ここ数日、ネットショップ開設予定のお客様から「自動送信メールが迷惑メールフォルダに移動してしまう」という問題をお知らせいただき、様々な策を施しましたが、結局全てのソフトウェア、Webメールサービス、サーバ型スパムフィルタにひっかからない方法はない、という判断になってしまいました。

それで、お盆休み時期でもありますし、様々な記事やニュースサイトを歩いて調べておりましたが、スパムメールの横行による通常ビジネスの蒙る被害というのは甚大なものがありそうです。

私自身も、時々「送ったメールが届いていないようなんだけど」ということを報告したりされたり、ということがあります。これももしかしたらスパム誤認の一つなのかもしれません。私の使用しているソフト「Shuriken Pro」は学習型スパムフィルターを搭載しており、バージョンアップごとに強化されているようで、迷惑メールに落ちたり、自動的にゴミ箱行きになっているメールが増え続けています。この中に大切なメールがある場合もあり、必ずソフトをダウンさせる前にゴミ箱なり、迷惑メールフォルダの中身なりを確認はしますが(ダウン時、自動削除設定にしているのです)、膨大なメールタイトルの中から、瞬時に大切なメールを見分けるのは非常に困難な作業で、時折大切なメールをロストしてしまうことも往々にしてあります。

業務上よく使う、こんなメールのタイトルも、スパムとみなされる場合があります。

ファイルが添付されていなかったようです
ご無沙汰しております
お元気ですか?
大変申し訳ございません
お詫び
さきほどの件について

いかがですか?いずれもビジネス上で使ってしまいそうなタイトルばかりです。

これを回避するためには、タイトルで社名、氏名を名乗ると良いそうです。
たとえば、

【アーキテクチャーウェブシステム 三田】資料を受け取りました。

などと記載するのです。なんとも面倒くさいですが、オンビジネスでのメールは丁寧につける、ということしか方法はありません。主語なしの「送ります」なんていうタイトルは絶対NGです。マメに対処しましょう。

また、届いたメールに返信する際「Re:」が付きますが、最近のスパムメールはこれもよく使うタイトルの一つにしていますから、スパムフィルターにかかりやすくなります。返信の際には必ずタイトルを付け直す、ということが必要になります。

スパムメール送信側と受信側のイタチごっこはこれからも続きます。よりビジネスメール臭いタイトルをつけようと、あちら側も躍起になっていますから、本当に厄介ですが、無視はできない現状だ、ということだけは確かです。

結局「本当にメール、届いてるの?」という不安を解消するためには、メールが届いたことをきちんと知らせることしかないようです。「メール届いた?」と電話で確認する、なんていう笑い話が語られた時代に戻るようですね。ナニ時代よ!?

最近はメール誤認率が低く、セキュリティにおけるカスタマイズ性能の高いアプライアンスサーバも販売されるようになってきており、コストをかければそれなりに効率が上がる方法もあるようです。でも予算のないビジネスの場合には、言わずもがな、何万も何十万もするサーバを購入する訳にはいきません。結局ちまちまと迷惑メール対策を手間隙かけてやるしかないなら、これも格差につながってくるんでしょうか。なんともやるせない時代です。

今週は仕事も比較的空いていて、情報収集や作業効率化の作業に当てるのが得策と考え、私はずっとやろうと思っていたこの方法を試してみようと思っています。

▼参考文献
■スパムメールと間違えられていませんか(All About)

■7割の従業員がスパムメールで業務に支障~シマンテック調査)

2007年08月14日

猛暑お見舞いされております。

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8月も半ばに近づいて参りましたが、札幌はここのところとてつもなく猛暑に見舞われております。30度を超える気温ですと、エアコンのない自宅はほとんどサウナ状態です。こうしてみると、関東の方が部屋の中なら過ごしやすいのかもしれませんが、温暖化の一途を辿っている気配をじわじわ感じますね。もう温帯気候ではなく、亜熱帯気候に近い、という諸説もあるそうですし、こうなったら首都機能を札幌に移すなんていかがでしょう。

などと、冗談も力のない感じで、すっかり暑さに参っております。AWSはシフト夏休み中につき、フルメンバーが顔をそろえるのは来週ということになります。

私は、毎夏恒例の伊豆旅行を友人たちと楽しんで参りました。蚊にくわれ、日に焼け、携帯の電波も届かないのどかで小さな海沿いの民宿で3泊、正しい日本の夏を満喫してきました。携帯の電源はずっとOFFにしていましたが、まったく気持ちに焦りもなく、ニュースから遠ざかった生活もいいものだなぁ、と昔を懐かしんでおりました。ITが人間の感性を駄目にしていくような気がして、一年に一度でも、こういう時間を過ごすことで、かろうじて人間らしさを保つということ、実は意識して行うべきことなのかもしれませんね。

くだんの友人も、転地療養を楽しんでいたようで、ほっとしました。心を休め、海の音を聞きながら、存分に眠っていました。眠りは癒しの力を持つと言います。疲れた人の心に優しい、伊豆の海。自然のパワーを改めて知りました。

今月は夏期休暇も相まって、なかなか売り上げにつながりにくい月となります。これは毎年のことですが、やはり少し不安になったりします。

重久と打ち合わせをして「大丈夫よね?」と聞くと、力強く笑顔で「大丈夫ですよ!」と答えてくれました。

こういうとき、心配性のA型の私は、重久のあくまで前向きなB型パワーに救われます。あなたがそういうなら、大丈夫なのね、という気持ちになるのです。チームの組み合わせのバランスって大切だなぁ、と思いました。

そろそろUターンラッシュも始まりますね。悲しい事故のニュースが多いようです。どうか皆様、お気をつけてお戻りくださいませ。