ハンディキャップを逆手に取る
久しぶりの更新になってしまいました。
うちのブログ、なぜか三田一人がほとんど担当してしまっていますが、本当は全員で更新して欲しいのだけど・・・(笑)。弊社の税務をお願いしている丸山先生のブログを見習って、ねえ?
実は更新が滞っていたのは、手を抜いていた訳ではないのですが。
私、アラフォー代表としてこの業界で走り続けて12年になりますが、長年の無理がたたってか、この度少々厄介な病を持ってしまいまして、一応手足も動いてご飯もモリモリ食べられて、運転も出来るし、という、外から見ていると「どこが病気なの?」と思われるような状態なのですが、一日中体のどこかが気になっているという現状です。
時には軽いしびれがあったり、時にはふらりとめまいがしたり、頭痛であるとか、眼痛であるとか。その症状はまちまちなのですが、人に説明するのも面倒くさいほど、多岐に渡ります。過労やストレス、風邪などのウイルス症状が引き金になり再発し、繰り返すことで後遺症の残っていく可能性もあり、程度の軽さに油断できない現代医学では原因がわからない病のため、少しだけフレックスワークにさせていただいてます。社の皆さんの理解には本当に感謝で一杯です。
仕事は体調のいい時は通常通りやっていますが、以前ほど集中的に根を詰める作業が出来なくなりました。原因は目。
PCの画面はそうでなくても日常生活のどんなシーンよりもコントラストの激しい画像を見続けなければなりません。それで1時間も続けていると目の奥がズンズンと痛んできますので、50分ほどやっては休むの繰り返しです。
2台のモニターは以前より少し照度を下げて使用しています。
こうなると、今まで健常だった時に気にならなかったことが気になってしまいます。
たとえば、Webサイト。テキストばかりのサイトに出会うと読むのも嫌になり、早々に退散。
そうではなくても、行間の詰まった状態では読みにくい。
文字サイズに規則性がないと、気持ちが悪くなってしまう。
カラーバランスもとても気になります。神経にさわる色使いのWebサイトを訪れると吐き気が起きるのですから、困ったものです。年がら年中二日酔いのような気分です。
人に優しい、ユニバーサルデザイン。頭ではわかっていたような気でいたものの、本当に自分にそれが必要になると、とことんまで突き詰めた設計が必要だなぁと感じています。病で奪われることもありますが、病が教えてくれるものもありました。こんな私にできること、健常な人よりも深い理解を持ち得ることもあるのじゃないかと。
マイナスを逆手に取ってプラスに転じる強さを身につけ、会社のため、社会のため、自分にできることをコツコツ探していけたらいいなと考えてます。
最後に、クライアントの皆様にも深いご理解をいただいて、本当に感謝しております。でも、まだまだ大丈夫!まだまだやりますので、どうかご安心のほど!!
おっと、奇しくも本日10日10日。目の日にふさわしい話題(?)でございました。